オレ様婚約者と甘いKiss【完】
あたしはというと――…


「どうしよ。
茜~。
学校で渡せばいいかな?
それとも、家に行く?
制服の方がいい?
それとも、気合いれたおNewの私服!?」


茜とおでこをつき合わせて、ひそひそ作戦会議の真っ最中。


「でもさ、瑠衣。
電話番号教えてもらったんだから、かけてみれば?
その、直接繋がる秘密の番号ってやつに」


「ん―…
でもぉ…」


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