オレ様婚約者と甘いKiss【完】
鬼の形相で、うぎゃ―っと立ち上がると――…


「悪いけど、オレ、おまえの友達じゃないし?」


そこにいたのは、涼しい顔であたしを見下ろす、清水祐都。


え?
あれ?


茜は?
ミイは?
梨果は?


キョロキョロっとあたりを見回すと、3人は、遠巻きにあたし達を見つめる輪の隅にいた。
< 38 / 420 >

この作品をシェア

pagetop