オレ様婚約者と甘いKiss【完】
違うクラスのあたしと清水祐都に接点はない。


もちろん、面識もない。


まぁ、相手は有名人だから、あたしは知ってて当然だけど、コイツがあたしを知ってるとは思えない。


だから――…


「人違いじゃないですか?」


清水祐都に掴まれたセーターを引っ張り返した。
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