オレ様婚約者と甘いKiss【完】
しかも、その上――…


「ぎゃ――っ!!」
「きゃ――っ!!」


清水祐都は、あたしの耳に音をたててキスをした。


あたしの悲鳴に重なる女子の悲鳴。


清水祐都があたしの耳に囁いた言葉は聞こえなくとも、あたしの耳にキスをしたのは、バッチリ見えたらしい。
< 42 / 420 >

この作品をシェア

pagetop