オレ様婚約者と甘いKiss【完】
「また、あんたっ!?」


腹筋の力を最大限に発揮して、あたしはベッドの上に起き上がった。


「あたしを保健室に連れ込んで、何するつもり!?」


確か、さっきまで教室にいたはず。


それなのに、今、保健室のベッドの上とか――…


ベッドの横の丸イスに座る清水祐都の仕業に違いない。
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