ミアげれば空
「まっとりあえず貰っとけって!!」
少し怒りをこめて笑かける。

「へっ。仕方なくもらっといてやるよ!!」

「あざーす。」
よかった。よかった。

「俺のいったとおりだろ?」
けんちゃんが自身満々な顔して話しかけてきた。

「あ~うん。でも微妙やん。反応とか」

「あれは、照れ隠しやって」
…和が照れるねぇ…

「ないない」

「そんなことねぇって~」

それから
和の誕生日会が
進んでいき
楽しくすごした。

朝あったことを
忘れれるくらい…

でもそうは行かなかった。

帰り際
けんちゃんが
私の耳元でつぶやいた
「考えといてね?」
っと…
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