新選組は恋の香り―前編―
「そっか…」


深くなんて考えられなかった。

根掘り葉掘り聞くのは疲れた。

長い、長い沈黙が流れた。





「葵ってさ…アイツの事…好きなのか?」


沈黙を破ったのは平助君で
でもその沈黙を破った言葉は最悪だった。



< 103 / 265 >

この作品をシェア

pagetop