新選組は恋の香り―前編―

首を傾げた私に
刀を手に取り殺意丸出しの
土方さんを「まあまあ」と言って止めてくれた優しい局長の近藤さん。


あ、あ、ありがたやー。


「コイツは俺をなめてやがんだ!!今すぐこの手で―…」
とかなんとか言ってる土方さんを
近藤さんが取り押さえながら
永倉さんが話始めた。



「んーっと… 葵羽の幼なじみだったかが言ってた通り俺らは―…」



お馬鹿な私でも分かるくらい
分かりやすかった。


永倉さん…
社会の先生になってくれ!!←



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