新選組は恋の香り―前編―



…返事はしたけど暇だ。

みんなそれぞれのとこに出かけていき
私は山南さんとお茶を飲んでいた。


「あの〜、山南さん?」

「なんですか?葵羽さん?」



山南さんはこの前の怪我を理由に
今回はお休みしている。



「伝達係なのにこんなまったりしててい――!!」


お茶をすすった途端に忍者みたいな人が入ってきた。


「どうしたんですか?山崎くん。」


山南さんは全く驚くこともせずお茶をすすっている。

もしや見慣れてる?


ん?って!!!
…え?

「山崎さんって忍者なんですか!?」



< 125 / 265 >

この作品をシェア

pagetop