新選組は恋の香り―前編―
…返事はしたけど暇だ。
みんなそれぞれのとこに出かけていき
私は山南さんとお茶を飲んでいた。
「あの〜、山南さん?」
「なんですか?葵羽さん?」
山南さんはこの前の怪我を理由に
今回はお休みしている。
「伝達係なのにこんなまったりしててい――!!」
お茶をすすった途端に忍者みたいな人が入ってきた。
「どうしたんですか?山崎くん。」
山南さんは全く驚くこともせずお茶をすすっている。
もしや見慣れてる?
ん?って!!!
…え?
「山崎さんって忍者なんですか!?」