新選組は恋の香り―前編―
「ため息つくと幸せ逃げるんだよ、平助」



そう言って部屋に入ってきたのは
総司と…


「葵…」

「目覚ましだばっかりっぽいけどこれ飲んで。」


そう渡されたのは石田散薬。


俺はこれが苦手でしょうがない。



「平助、きちんと飲まなきゃ駄目ですよ?」

「沖田さんもですよ。」

「はいはい。」


俺が眠ってる間にこの2人は仲良くなったみたいだ。
ポンポン言い合っていて…



とても胸が苦しかった。



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