新選組は恋の香り―前編―

戸を開けるとニコニコ顔の
近藤さん…と


「なんで土方さんがいるんですか?」

「居て悪いか。」



あの怖い土方さんが座って待っていた。




「まぁ、まぁ。葵羽君座りたまえ」



ポンポンと近藤さんが床…
畳を叩く。



「はい。」



今の土方さんが言ってたら絶対座らなかったな、私。



< 158 / 265 >

この作品をシェア

pagetop