新選組は恋の香り―前編―
平助side



「たっだいまあ!!」

ルンルン気分で俺は
屯所に入ると


「おい!!葵羽っ!!!やる気あんのか!?」


土方さんの罵声が聞こえた。



葵羽なんかしたのか?

そう思いながら声がする方へ行くと
葵羽が刀を握っていた。



「土方さんなんで避けるんですか!!!」
「避けるのは普通だ。」
「つか、葵羽そのままだと斬られるぜ?」
「おめぇ、本当にやる気あんのか?」


なんて
みんなが楽しそうに葵羽と土方さんの
たち稽古を見ながら話していた。


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