新選組は恋の香り―前編―

まぁ、僕も良く思っていない1人ですけど。



「平助っ」
近くの縁側でボーっとしている
平助を見つけ声をかけました。



「あぁ、総司か…」

チラッと僕に目をやってから
平助はすぐに目を外に向けた。



「隣いいですか?」

「ダメだつっても座るだろ。」


ふっと平助は笑った。


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