milktea
第二章

クマのキーホルダ




「今日の最下位は〜、、
牡牛座のあなた!」



「うっそー最悪!」


テレビの占いを聞いてテンションがさがる。

毎朝聞いてこの占いで毎日テンションを動かされる



朝は大忙し。
ドタバタしながら家を飛び出す




つまらない講義を受けて
いつも通りバイトへ行く


ホテルの中のレストランで働いてるんだけど、これがなかなか天職。

スーツで出勤ってのが大変なんだけど



「鈴木さん、雨降ってるから気をつけて帰りなさいね」


「はい、お先に失礼します」


雨とかついてないなー



折りたたみ傘をさしながら駅までの
道を歩いていたらタクシーに水溜まりの水を
おもいっきりかけられた


植木にひっかかってストッキングも破れてしまった。


「え、あれ?ない!ないないない!」


ポケットに入れてたはずのクマのキーホルダがなくなっている
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