愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】
正面から抱かれているお陰で、きっとみんなから透けたブラは見えていない。
肩越しに見えたのは、プールの中で顔を青くさせている隼、光、虎太郎。
ポカンとしている菜穂、大河、タカ。
呆れたように笑う、颯。
焦っているような、獅龍の他の子たち。
「颯、風呂借りるぞ」
「ああ、うん。どうぞ」
蓮は颯とそんな会話を交わして、颯からタオルを受け取ると、そのタオルをあたしに巻き付けながら裏庭を後にした。