愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】
日の沈みきった高台からの景色はキラキラと輝いて、その眩しさに目を細める。
少し離れたところに見える、より華やかなネオンは、あたしたちの街の中心街。
あたしたちも、いつもはあの中の一人なんだと思うと、なんとなく感傷的な気分になる。
側にはホテル街もあって、つい数ヶ月前にはいつもそこにいたのが夢みたいだ。
いやむしろ、今蓮たちとこうしてみていることが夢なのか……。
毎日、いろんな男と遊んでいた、それが日常だったあの頃。
ついこの間のことなはずなのに、とても長い時が経った気がする。
そのくらい、この数ヶ月は忙しなく、色鮮やかなものだった。
機械的な、あのネオンよりもずっと。
誰も、何も言わずに夜景を見つめていた。
口に出すと、この景色が一気に淡くなってしまいそうで、ずっと黙っていた。