a memorial connection
それぐらい言われなくても分かってる
俺はハァと溜め息を吐いた。
「ほんと秋名って遅刻魔だよな。」
「うっさい…――あれ?」
竜の言葉を軽く聞き流しながら自分の席に向かって
いると
今まで空いていた席がうまっている事に気付いた。
「あれ?あんな子…このクラスにいたっけ?」
「あぁ…今日転校してきたんだよ。」
成る程…SHRを出てない俺が知らない訳だ
そう簡単に片付けて、俺は席に向かって行った。
「あ…隣の席の人?」