心の中で。
side哲也
「…まじっすか!?」
普段絶対かかってこないはずの、監督からの電話。
俺は、そう叫ばずにはいられなかった。
「ああ。新人戦では結果は出なかったものの、お前のバスケに対する熱意と技術が評価されたんだ。素直に、喜べ。」
電話を持つ手が、震える。
「あ…あ…」
言葉が上手く、出てこねぇ。
「…ありがとうございますっっ!!」
この言葉だけを、馬鹿みてぇに繰り返した。
「まぁ、詳しい事はまた後日。一月には選抜の強化合宿もあるから、覚悟するように。じゃあな。」
「はいっ!」
ボフッ
切れた携帯をソファに投げ、思いっきりガッツポーズをした。
「よっしゃあ!!!」
本当に、選ばれたんだ。
選抜メンバーに。
普段絶対かかってこないはずの、監督からの電話。
俺は、そう叫ばずにはいられなかった。
「ああ。新人戦では結果は出なかったものの、お前のバスケに対する熱意と技術が評価されたんだ。素直に、喜べ。」
電話を持つ手が、震える。
「あ…あ…」
言葉が上手く、出てこねぇ。
「…ありがとうございますっっ!!」
この言葉だけを、馬鹿みてぇに繰り返した。
「まぁ、詳しい事はまた後日。一月には選抜の強化合宿もあるから、覚悟するように。じゃあな。」
「はいっ!」
ボフッ
切れた携帯をソファに投げ、思いっきりガッツポーズをした。
「よっしゃあ!!!」
本当に、選ばれたんだ。
選抜メンバーに。