心の中で。
色々話して、思いの他早く時間が過ぎた。



「高崎!」

そしてふと名前を呼ばれ、振り向くと昨日あたしを責めた先輩たち…数人。


「この間は…悪かった!キャプテンの怪我もあって…不安でピリピリしてたんだ。」



…まさか謝られるなんて思ってなかった。


だってあたしが悪かったわけだし。



「あたしが悪かったんですよっ!…全然気にしてないです。それよりも!優勝したんですから喜んで下さいよ~」


「あれはうちのスタイルが生かせたから…」


なんて語り出した先輩の話を聞いて。



いっぱい笑っていっぱい楽しんで。

改めてこの部活に入って良かったって思った。


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