IMITATION LOVELESS


そんな憐を見た二人は互いの顔を見合わせる。

二人は憐に確かめるような質問をする。


「…今までの高すぎる税とか、乱暴な法律とかは……アンタが造ったんじゃ無いの?」


憐は首をふる。
そして、ベッドサイドの引出しを開けて中の紙を取り出す。
その紙を優夜に渡す。


「法律改正許可書……?」

「この書類…不採用印が押してあるぞ?」


二人は紙に書かれた法律を読み進める。

その内容は今の国内の法律内容だった。
あまりの事に二人は言葉を失う。


< 38 / 192 >

この作品をシェア

pagetop