最高の初恋




『天ちゃん、ごめん!』



「1分遅刻。」



『ごめんなさい!』



「いいよ。」



怒ってるフリだって分かってるから…私は天ちゃんに甘えられるんだ。


『そっち行ってもいい?』


「いいよ。」



この時、私は天馬と8時に話すのが日課になってた。



私と天馬の部屋は隣通しで窓を開ければ、その距離20cm。



たいがいは天馬が私の部屋に来て話してたけど…



その日は、私が天馬の部屋に行ったんだ…。





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