最高の初恋



『……………』



絶対、将来はタラシになるんだろうな…なんて思いながら私は夢の世界のおちた…。



『ん………』



目が覚めたのは、2限目の終了のベルだった。



もぉ、こんな時間?寝すぎた…。
授業またいで寝たのなんて初めてだよ。



…廊下うるさいな。



『…なにかあったの?』



教室にいるのは男子ばっかで女の子は廊下側の窓やドアに集まってる。



私の席はちょうど廊下側だから…すごくうるさい。



「千崎天馬だよ!」



嬉しそうに市木君が言った…



『あ、そう。誰かここていいよ。』



そう言って私は席を立った。



「ありがとう、愛菜華!」



『いいえ。』



私は運動場側の席に移動して、ぼーっと空を見てた…




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