Melt
永遠を誓う
「わかった。ずっと一緒にいよう。大学もその先も。ずっと初音のそばにいるって約束する。」
うんって大きく頷いて、私は今までで一番の笑顔を見せることができたと思う。
そしたらぎゅっと今まで一番強く九十九は私のことを抱きしめた。
「たださ、たまにこうやって、ずっと一緒にいても良いって確認しても良いか?」
んー、て私は少し悩む。
でもそれはちょっとした意地悪でホントは答えは決まってた。
「たまに、ならね!」
「大丈夫。不安になった時だけだから。あ、主に初音がな。」
そういって九十九は笑った。