浮気性彼氏と心配性彼女【完】

「へっ、ぶしゅっ!」

『だ、大丈夫?』

「あ、うん。」

今は帰り道。いきなり、くしゃみが…
どうせ俊らへんが言ってんだろーな…
なんて思いながら頭の中でめっちゃ考えてた。

どーする?俺どーする?
そんなこと考えてると自然に受け答えも曖昧になって沈黙してしまう…

俺バカだ---!
もう、亜樹の家の前じゃん!

『じゃ…明日ね。』

やべぇ。亜樹家に入っちゃう!!

「亜樹!」
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