浮気性彼氏と心配性彼女【完】

『俺、亜樹が好き…だから…亜樹は?』

っ…輝也顔赤い…!
それにつられて…私も顔負けじと赤いだろうな…

「わ、私も好き。大好き!」

もちろん、即答だよ?
けどね、我がまま言っちゃうと、今欲しいのは違うの…
って…輝也考え込んでる?あれ…?

『あーきっ!』

「?」

『亜樹愛してる。絶対離さないから。』

「…私も。」

びっくりした。作戦は実行失敗。けど輝也がわかってくれて、嬉しかった…
満面の笑みで答えたけど、伝わるかな?
初めて言われた言葉。私も輝也…愛してる!


そして、キスをした。あの日以来…かな。
そのあとは家にお互い帰った。


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