浮気性彼氏と心配性彼女【完】
だから今日は亜樹を連れてお買い物に行った。
事故に遭った横断歩道を渡るのはちょっと気がひけたが、
それしか道が無かったので、行くことにした。
横断歩道を歩いていると、目の前には鈴木…女もいる…
私はキレそうになったが…亜樹が居るのでやめといた…
亜樹を見ると呆然と立って見つめていた。
私が亜樹に話しかけると、
作り笑いってわかるのに…無理して笑っていた。
バカ亜樹…無理すんなっつーの…
私も笑顔でいた…
その後の亜樹は上の空で、楽しそうじゃなかった…
亜樹以上にバカな鈴木のために私は、鈴木に亜樹の事を頼めないって思った…
ケド、今亜樹に必要なのは…鈴木…?
よくわからね……