浮気性彼氏と心配性彼女【完】
1日ぼーっと過ごした。
気が付いたら放課後で…皆帰るか、部活に行っていた。
「俺も帰るか」
独り言をボソッと言い、机をたちがり廊下に行く。
廊下を出たら、前まで関係があった女たちがいた。
「輝也!今フリーなんでしょ?振られたんでしょ?付き合ってよ」
口々に言割れるセリフ…
目の前にいたのは香水臭くて化粧が濃い女たち…
「俺フリーだけど、好きな奴いるから!」
きっぱりと言いその場を去った。
だけど、その後も女たちは俺の帰りを邪魔する…
うっぜ…
「そろそろよくない?帰してくんない??」
少しキレ気味で、女たちに言うと少し怖かったのか…
「…わかったわよ」
って言った。
俺はそこで気付いた。ここは亜樹が事故に遭った横断歩道…
そして後ろから聞き覚えのある声…