浮気性彼氏と心配性彼女【完】
亜樹だ…
気付いたのが遅かった。
亜樹は呆然と立ってるし…俺は不安になった。
またあの日と、同じ事になるんじゃないか?って…
けど今日は親友がいるから平気か?
って思ってたら亜樹たちは俺の横を通り過ぎた。
ごめん…亜樹言おうとしたが言えなかった。
亜樹は俺のこと覚えてないし言っても無駄だから…
いつの間にか信号は赤になっていて、香水臭い女たちもいなくなっていた。
あぁ…亜樹も俺の浮気を見るたびこんな気持ちになってたのか…
ごめんな…こんな弱い彼氏で亜樹を沢山傷つけた…