浮気性彼氏と心配性彼女【完】

今日は学校に来てからなんか、優希がおかしい。
ずっと教室のドアの方を見て、そわそわしてる…

私が一応話してるけど、曖昧な返事…
「そーなのか。」「へぇ~」とか…いつもなら、話を広げるのに…

だから、聞いてみた。


「優希~?話し聞いてる?てか…さっきから誰待ってるの?」

「…あ~ごめん!誰も待ってないからな?あ、ちょっとトイレ行ってくる!」

「…うん!いってら☆」


…なんか、嘘っぽいケド手を振って笑顔で言った。
まぁ、優希も何か秘密ごともあるだと思うし…

って思ってたら女子たちの会話が聞こえてきた。


「聞いてよ~さっきさ…廊下で優希と、輝也話しててさ~」

「へぇ~話の内容は…?」

「わかんない~聞こえなかったけど、楽しそうだったよ?」


2人の女子の会話が頭の中をぐるぐると回る。
優希は鈴木君を待ってたのか…あの2人なんか関係あるのかな…?

もしかして…2人は付き合ってるとか…
ケド…鈴木君は私の事好きって言ってたし…

あれ…?なんで2人の事が気になるんだろう…
私には別に関係ないし…
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