浮気性彼氏と心配性彼女【完】

俺は昨日決意した事を思い出しながら学校に行った。
そしたら亜樹の友達…確か優希に呼び止められた。


俺は、話があると言われて人気のない廊下につれてこされた。
何を話すのか…

”もうあの子に近づくな”
”もう忘れて”
”好きです”

俺の脳内はこの3っつの言葉が浮かんだ。
3つ目は…ありえないだろうが…


ケド、その優希が言った言葉は意外なものだった。


”今から、亜樹が鈴木を見て思ってたこと…鈴木といて楽しかったって言ってた事を教える”


という、まるで俺に亜樹をどうにかしてと言ってる感じで必死そうに言っていた。
前に俺が女と登校してる時に睨みつけてきたのに…
どういう事だ?

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