浮気性彼氏と心配性彼女【完】
私は少し驚いて、
「多分…」
って答えていた。
「ふぅ~ん…よくわかんないけど…辛いことあったら相談乗るから…」
意外な言葉にさらに驚いた。
「ありがと…」
わたしは、ニコッと笑ってお礼を言った。
輝也も小林君みたいに優しかったらな…って思った。
私たちは会計を済まし、メアドも交換した。
小林君は、私を家まで送ってくれた。
心の中で私は、これが輝也だったら…って思ってた。
けれど…自分でも小林君に悪いと思ってた
家に着くまで私の心の傷をいやしてくれて、
楽しかった。