GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜
*キャラ
紅一点とは、まさしくこの状況のことだと改めて思った。
ただ今、私。
バーの中にいるのだが、生きている心地がしない。
怖いお兄さん方に囲まれても、私これっぽっちも嬉しくないんですけどー!!
挙げ句の果てには、怖いお兄さん方に眼を飛ばされるってどうよ。
私、軽くちびったじゃねーか。
てか、間違いねー。
このお兄さん方は、人を目で殺せるに違いない。
毎日、目で殺す練習しているに違いない。
やはり、生きてる世界が違いすぎるー!!
「ま、茉麗ちゃん、顔面蒼白だけど大丈夫?」
私の左隣に座っている姫輝が、私の顔を心安そうに覗き込む。