GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜

｢ねー、煌月｣

｢……｣

｢……怒ってる……よね?｣



明らかに、不機嫌オーラを放っている煌月。



……ますます罪悪感が……。



｢ご、ごめんね?｣

｢……｣

｢な、何でも一つ望みを叶えてあげるから、機嫌を直して?｣

｢……｣



……何故だろうか。



煌月の無言が怖い。



何を考えているか分からない。



……はっ!!



ま、まさか、誰にもバレないように、この場で私を殺す方法を考えているんじゃないでしょうね!?