GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜


とりあえず、晩飯が食べたい。



腹が減った。



うん、カツ丼が食べたい。



考えるのも話もそっからだ!!



……と言っても、煙草をスパスパ吸って酒を飲みながら歓声を上げている男共に、直接こんなことを口が裂けても言えるわけがなく……。



一旦、長ソファーに腰を下ろそう。



そして、リーダー格的存在が来るのを待とうではないか。



それが一番の安全策だと考えた私は、深い吐息をつきながらゆっくりと腰を下ろした、その時だった。



< 23 / 370 >

この作品をシェア

pagetop