GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜
あ゙ー!!
腹の虫がおさまらない。
早く煌月に会って、一発慎を殴ってもらうことにしよう。
そして、煌月たちと『廉』に行って、美味しい料理を食べまくる。
よし。
そうと決まれば、煌月に早く――…
「オイ、待て」
背後から慎に腕を掴まれ、力一杯引っ張られた。
この野郎。
邪魔をするな。
私はこの部屋を出るんだ!
そう、今すぐにだ!!
私はこれでもかって目つきで睨む。