GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜
……あっ、もしかして、嘲笑されて恥ずかしかったとか?
いやいや、それはない。
そういう人じゃない。
なら、何故?
ホワイ。
分から――…
「茉麗ちゃん」
「な、何でしょう。ソラさん」
「煌月を見てみん?」
「はい、見てます」
「照れてるだろ?」
「……あれって、照れてるんですか?」
「照れてる、照れてる。茉麗ちゃんの愛の告白に」
「……」
私は無言のまま立ち上がり、華ちゃんの所へ歩み寄る。
そして、華ちゃんの耳元で囁く。