GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜
「あのさ?華ちゃん」
「はい、何でしょう」
「私……愛の告白をしていたっけ?」
「はい。初めて、こう兄が照れてる所を見ました」
「……」
ぎゃー!!
ど、ど、ど、どうしよう!
あわわわわ。
穴があれば入りたい。
何、告白してるの?
てか、人生初の告白を何故さらりと言えた?
……。
……。
……よし、告白したことを忘れよう。
そして、何も考えずにエビピラフを胃の中に入れた。
煌月の母親と楽しい話をしながら、告白したことを必死に忘れようと努力した。