GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜


「耳にたこができるくらい、スカートをはいてくるなと言っただろうが」

「……はい」

「しかも、パンツが見えるくらい短いスカート」

「……」

「お前は、男共に自分のパンツを見せてぇのか!?」

「……滅相もない」



煌月の憤怒の形相を見て、この世の終わりを感じる時がある。



例えば、正にこの状況……。



煌月が怖すぎて、煌月の鋭い目をチラリとも見ることが出来ない。



目が合っただけで、汗が吹き出てしまう。



だが、今回はそれだけでは終わらない。



もっと最悪。



数えきれない程の怖いお兄さんたちに囲まれての煌月の説教タイム。



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