GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜
おー、この人たち。
私が学校でイジメられるいるって、勘違いしてるよ……。
断じて違うのに……。
私は本日何度目か分からない深い吐息を吐き、淡々と言った。
「私、自分の顔が大嫌いなの」
「「……は?」」
二人同時に素っ頓狂な声を出す。
どうやら、姫輝と煌月は息がぴったりらしい。
……羨ましい。
そこまで、仲が良い友達がいて羨ましい。
私は少し嫉妬心を抱きながら話を続けた。