RealLove~心の傷から生まれた愛~
さっきから何度私に謝ってくれてるんだろう…
そして…
『私こそ…すみません…』
私も何度この言葉を言っているんだろう…。
でも、私の怪我の手当てまでしてもらってるし…
「よし。これでいいかな」
膝の傷口には、綺麗に包帯まで巻かれていて…
『ありがとうございます』
この一言しか言葉が出ない。
『それじゃ…』
お礼を言って保健室を出ようとしたけど進む足が止まる。
なぜなら...