RealLove~心の傷から生まれた愛~
さっきの言葉…
ジャムにとって“も”って…
翔にとって特別…?
どういう意味か聞こうと思ったけど、私は怖くて言いたくても言えなかった。
「1人で大丈夫か?」
それから少しして私は帰るため玄関にいた。
『大丈夫だよ』
「あのさ……」
何か言いたそうな表情。
『さっきからどうしたの?』
黙って何か考えるようにしているから気になって仕方ない。
「いや…何でも無い。暗いから送るよ」
私何かした?
暗い道を歩きながら、気になって聞いているけど、返ってくる返事は。
「何でも無い」と…それだけだった。