RealLove~心の傷から生まれた愛~
食べる物を選んでる私と、何故だか私を見ている帝くん。
『決めた。』
それから少ししてメニューが運ばれてくる。
『美味しそう』
テーブルの上には、お互い別々の料理が置かれている。
私はカルボナーラで、帝くんいわく定番らしいミートソーススパゲッティー。
「榎南ちゃんの旨そう。一口頂戴?」
食べてる最中のこの一言。
『でも…』
視線を上げると。
大きな目をうるうるさせて上目遣い…
う゛…。