RealLove~心の傷から生まれた愛~
「へー。良いんじゃないか?」
翔の家で今やもう普通になってしまった翔との食事。
『でも…やっぱり…』
上手く出来るかとか、子供たちと仲良く出来るかと...
消えない不安はいっぱいある。
「榎南なら楽しんでこれるよ」
不安な私に翔は優しく声をかける。
目を細めて笑う翔に私は自然と笑顔になっていた。
「どんな事するんだろうな?」
まるで翔が幼稚園に行くかのように楽しそうにしている。
『一緒に遊んだりじゃ無いの?』
「あー。俺も行ってみてぇ」
翔ってなんか子供に好かれそう。
...なんて思った事は言えないけど...