RealLove~心の傷から生まれた愛~





私はそんな感情を隠すように。







『ふーん。』





興味無さげにそう呟いた。








ピピピ...






私はその音に体温計に目を向け見てみる。






「何度だった?」






いつの間にかすぐ側に座っているのを横目見ながらも。









『38.2…』






まぁ。昨日よりは下がった...「38度!?」






ビクッ...!!





いきなり大きな声を出す翔に驚いてすぐその声の方を見る。





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