さみしくなんかないよ?
「何?千夏、話って?」
2学期にはいって
エリカと勇、夏川くんを屋上に呼び出した。
「あたしね…
東京にいくの……。」
「ぇ?」
涙がとまらない。
「み…んなとね…一緒にね…いたかった…
で…もね…行かなきゃいけない……。」
「千夏…行かないで!」
エリカに抱きしめられた。
「千夏はウチにとって一番の友達だよ…
行かないでよ…。やだよぉ…。」
エリカがボロボロ泣きはじめた。
「で…も 仕方ないことだよね… 千夏!絶対ウチのことわすれないでよねっ!! ウチ…絶対千夏を忘れないから…