さみしくなんかないよ?
引っ越しまでの
数日間は、ほんっっと日にちたつのがはやかった。

−−−−−そして、、、



「千夏〜
はやく起きて〜!!
もう出発するわよ。」

お母さんの怒鳴り声

起きたくない…
起きたくない…!

だって
今日は出発の日だ。

お母さんが
カーテンのない窓から外をのぞいた。

「あら?千夏、お友達いるわよ。」

「えっ!!?」

バタバタと階段を降りる。
ドアを開けると
< 19 / 27 >

この作品をシェア

pagetop