手紙でXXXして。

「あめ…ねぇ。あの日は雪だったわね」


ひかりさんは、じっとあたしを見つめた。

あの事故をいってるんだろうか。


あたしはなんと言っていいのかわからず、ただひかりさんの視線を受け止めた。



木々がさわさわと風でざわめいて、そのざわめきは今のあたしの胸の内を示しているようだった。




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