手紙でXXXして。
でも、事故の後は結果が欲しかった。



これしかないと
思い詰めて、
描いて、
描いて、

描き続けたけど
誰にも認めて貰えなくて、
あたしは失望して
絵を描くことを辞めてしまったんだ。


「才能ならあるよ」

あたしは実をきっと睨みつけた。

「ないわよ!」

実はふっと笑みをこぼして、あたしの顔を近づけてくる。

「絵を描くことが好きだって才能が」


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