手紙でXXXして。

じゃあ、またね。

「ってなんで、この部屋にくるんですか」

なぜか、木村先生に連れられた先は実の病室だった。


「まあまあ、やっぱりリラックスする場所がいいかなあと思って」


おじゃまするよーっと木村先生は気軽にいうと、実の病室のドアを開けた。




やわらかな花のかおりが
あたしの鼻をくすぐる。


「こんにちわ、チハルちゃん」


部屋の主はいなくて、ひかりさんが窓際にある花瓶に花を生けていた。







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