手紙でXXXして。
そして絵は、そんなユーモアな写真とは対照的に、自然あふれる美しい絵が描かれていた。


あたしは夢中になりながら手紙を次々ながめていくと、




一枚の絵にふと目がとまった。



その絵葉書には

一人の少女が描かれていた。


それは旅立つ前に、実があたしをデッサンしていた絵に似ていた。

「あたし?」


下には小さくこう書かれていた。






『×××をこめて』  


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